こんにちは!がす美です!ご無沙汰しております!
ガス関係の記事を書いておりますが、今回はタイトル通り「【EV】100万円の日産リーフを中古で購入しました!」ということで、ガスではなく電気のお話です!
一応、中古の日産リーフを購入したのは2019年2月頃ですので、記事作成時で約8か月ぐらい乗っています。そのEV(電気自動車)に乗ってみての良し悪しをお伝え出来たらなあと思います。
電気自動車の日産リーフを中古で購入した理由
私は今まではダイハツの軽自動車に乗っていましたが、新車購入時から13年が経過し、故障も目立ち始めてきました。
いよいよ新しい車を購入するということでしたが、今日、電気自動車が世界中で推されていることからEVに乗ってみたいな~と漠然と考えていました。
しかしながら電気自動車はまだ普及しておらず、2代目リーフ(ZE1型)も発売されていましたが、とても高価で買い替え候補の軽自動車とは比較にならないぐらいでした。
「初代の日産リーフ(ZE0型)」は激安!
そんな中、初代の日産リーフはバッテリーの持ちが悪く、中古の価格が安いと知人から聞きました。初代のリーフなら購入できるかもしれないと思い調べてみることにしました。
車体価格は安いが、バッテリーが持つのか…
価格を調べてみると100万円前後の価格で2代目リーフや高級な軽自動車と比べたら、まあ安いかな~といったところ、やはり疑問はバッテリーが持つのか、持たないのか…その一点でした。
なんかこの頃になると、もはやリーフを購入したい思いに変わり、買う理由をとりあえず探していました。初代リーフのあの特徴のある顔とお尻も可愛く見てきてしまい購入前に愛着を感じていました。(笑)
そして日産の中古車販売のUcarsに行って担当者の方にお話しを聞きました。そこでガソリン車と比べたEVのメリットとデメリットをざっくり確認しました。それが以下となります。
ざっくり中古の初代リーフ(EV)のメリット・デメリット
中古の初代リーフ(EV)のメリット |
中古の初代リーフ(EV)デメリット |
・車体価格が安い(※初代リーフに限り) |
・バッテリーの容量が少ない
(航続距離が少ない※初代リーフに限り) |
・EVなのでエンジン音なし |
・軽に比べて税金が上がる |
・EVなので加速が良い |
・充電に時間がかかる |
・EVなのでエンジンオイル等のメンテナンスが無い |
・充電場所が限られる |
・ガソリンに比べ、ランニングコストが安い |
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・排気ガスがでないので、空気が綺麗 |
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・ガソリンスタンドに行かなくて良い |
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ざっとこのような感じです。
初代日産リーフに乗る理由探しの旅へ
航続距離は100km前後と走らない…
初代日産リーフの中古のバッテリーは大体航続距離が100km前後が平均的です。これはガソリン車と比べると全然走りません…。
なのでメインの車としては使い物にはなりません。
しかし、我が家では旦那のガソリン車があり、私は車を通勤とスーパーへの買い物ぐらいしか使用していないので、100kmあれば普段使いできそうだな~とポジティブシンキング!航続距離はとりあえずクリア!
充電場所が限られる
充電場所が日産のディーラーの急速充電機やイオンなのどの商業施設の駐車場にある充電スポットとガソリンスタンドのようにインフラとして整っていないので、とても少なく心配ですが、自宅にEVの充電器を付ければこの問題も解決できます!
しかも、この時日産は中古のリーフを購入すると自宅へのEV充電器の設置工事を負担してくれるキャンペーンを行っており、無料で自宅に充電器が設置できる!お~ハッピー!
なので、充電場所の問題もEV充電器の設置費用もなくクリア!
EVのバッテリーの保証は?
他にもバッテリーがだんだんと容量が減っていったらそのうち乗れなくなる心配がありましたが、日産ではバッテリーの保証も付けられるとのことで、多少安心です。
しかし、保証では新車登録から最大9年もしくは10万kmのどちらかの条件に達するまでで容量の値12セグメント(簡略して容量12個)中、7個まで容量が減ったら10まで戻すという内容の保証だったので、結果的に私は保証に入りませんでした。
それより、いよいよバッテリーの容量が無くなったら、リユースバッテリーへの交換が35万円で可能ということで、初EVへの実験でバッテリーがダメなら35万円で購入しようと決め、バッテリーの心配はそれで忘れました!
あとはメリットだけ
この二つだけ解決できれば、あとはメリットぐらいしかないと思いとりあえず、初代日産リーフのGグレードの車を残バッテリーの容量10セグメント以上で日産Ucarsさんで探してもらいました。
初代リーフのバッテリーについて
一応、バッテリーの容量は初代は24kWhと30kWhの2種類ありますが、1kWh=約9キロ走れるといった感じです。
下記に24kWhと30kWhのそれぞれ10セグメントだった場合の航続距離を記載しました。
バッテリーの容量 |
1セグメント |
1セグメントで走れる距離
(1kwh=約9キロ) |
10セグメントの場合 |
24kWh |
2kWh |
18km |
容量20kWh 航続距離180km |
30kWh |
2.5kWh |
22.5km |
容量25kWh 航続距離225km |
この航続距離はカタログ値で実際は6掛けぐらいで考えると良いと思います。
なので180kmの場合は実際の航続距離は108kmです。
グレードは低位グレードの「Sグレード」と中間グレードの「Xグレード」、そして最上位グレードの「Gグレード」となります。Sグレードは暖房の使用する構造が他と違い暖房でエネルギー効率が落ちてしまうので、おすすめはできませんので、もし中古の初代リーフをご検討の方は「Sグレード以外」で検討すると良いです。
ダイハツの軽自動車を売る!
中古の初代日産リーフを探してもらっている間にそれまで乗っていたダイハツの軽自動車を車買取屋に見積もりに行きました。
私の地元の車買取屋さん4店舗「ビックウェーブ」と「コヤマ」と「オートベル」と「ガリバー」で出したところ、3店舗は10万円から15万円が限界とのことでしたが、「ガリバー」は20万円で買い取ってくれました。
時期が2月ということもあり、3月に免許を取り出す学生がいることから時期はとても良かったです。まさか13年も乗った軽自動車(しかも後ろに大きな傷あり!)が20万円で売れるとは思いもしませんでした。
Gグレードで10セグメント以上のリーフが見つかる
日産Ucarsさんで目的のGグレードでバッテリー容量10セグメントのホワイトパールのリーフが見つかったということで、軽く市場してそのまま購入の契約をしました。
整備など全部込みの価格が、約100万円で、購入費用の10%までの価格をEV用の200V充電器設置工事費として当てられ、10万円分の費用が浮きます。
また、2年間は日産ディーラーでの充電は無料という特典付きのキャンペーン中で利用する方はとても良いサービスかもしれません。私は家で充電したいので特に利用していません。
ガソリン車の軽自動車からEVの日産リーフに乗り換えて
軽自動車からリーフに乗り換えると意外と車体が大きいのにビックリします。Gグレード内装の質感は起毛素材で綺麗でした。当たりまえですが、ほぼ無音でタイヤと道路の摩擦音がするくらいです。
加速はやはり力強く、ガソリン車の段々加速していく感じと違い0から100に一気にエネルギーが行くため面白いです。
なにかいままでのガソリン車にくらべておもちゃの車のような不思議な感覚がたまりません。
EV乗り換えによる節約の効果は?
EVに乗り換えて約8か月、メリットは?
車 |
ダイハツの軽自動車 |
日産リーフ |
自動車税 |
年7,200円 |
年29,800円 |
ガソリン代・電気代 |
年60,000円(月約5,000円) |
年24,000円(月約2,000円)
※前年度値上がり分比較 |
エンジンオイル・エレメント |
年10,000円 |
なし |
任意保険(20等級) |
東京海上日動 年28,010円 |
ソニー損保 年19,800円 |
任意保険に関しては、保険屋を変えているのでEVとは関係ありませんが、保証はまったく同等のものです。
単純にこれだけで計算しますと年間約3万円ほど費用が安く済む計算です。
車検をまだ通していないので、なんとも言えませんが、リアルな感想はそんなにすごいお得でもないですが、現在の200万円を超える軽自動車からすると車体価格でGグレードが安く購入できると言った感じでしょうか?
ガソリンスタンドに行く手間が省けるのは良い
これは人によるかもしれませんが、仕事帰りや休日にガソリンスタンドに寄る手間がなくなるのはとっても良いです。ガソリンスタンドに行って給油する時間が浮きます。
しかし初代のリーフはバッテリーの容量が少ないので、週一で充電をしていますので、その手間があるのもまた事実です。
どちらが良いかは気分次第です。
軽自動車の追突事故は怖い
これはメリットかわかりませんが、最近の軽自動車はものすごく室内が広いですよね?それは裏を返すとボディがペラペラと言うことの証明になる気がします。
もちろん安全性は各メーカーが謳っているので、大丈夫だと思いますが…
特に心配なのが、後部座席に子供を乗せた時です。後ろのリヤガラスと後部座席の位置がものすごく近くトラックなどに追突されたら子供が一番危険な状態です。
そのことから普通車のサイズのリーフに乗ることは安全面で軽自動車に比べ優位性があるかなと思います。
もちろん、EVですので、事故時のバッテリーの火災などネガティブな情報もありますが、(※事故火災はガソリン車も同じ)
リーフの乗ってみた結果
まあこのように、中古の初代日産リーフをこうだから絶対にオススメとは言い切れませんが、今のところ車体価格100万円に対しては可もなく不可もなく電気自動車ライフを楽しんでいます。
はっきり言えるのは新型リーフやアメリカのテスラ車などの航続距離500kmなど容量の大きいEVは、かなり自動車としてありだと思います。
加速なども異次元の加速でもうガソリン車には戻れないそうです。
ちなみに私も久々に旦那のガソリン車に乗るとエンジン音がものすごくうるさく聞こえたり、排気ガスの匂いを感じ取れたりと、微妙な変化に気づけるようになりました。嫌味ではないのですが、人間の慣れはすごいです。
EV生活は結構面白いです。確実に便利とかではなく、こうやって実験しているのも楽しいです。
すごく良いともすごく悪いとも思っていないので、リアルな質問がありましたらなるべく偏見をなくしてお答えできますので、気になることがありましたらコメント等お待ちしております。(^^)
今度はEV用の200Vコンセント充電器の設置について、記事を書こうと思っております。我が家ではEV用の200Vコンセント充電器は配管がでないように隠ぺいで工事ができましたので、それについて書きます。
それではありがとうございました。(^0^)